仕事の合間の暇つぶしをツラツラと書いています

暇つぶしの深呼吸

北アルプスへに挑戦 (上高地〜蝶ヶ岳)

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今日はいよいよ、上高地に向かいます。

朝5時半起きで、みんなで朝飯を作りました。

昨晩は、肉が大量で焼そばまでたどり着かなかったので、朝ご飯になりました。
当然ですが、キャンプで食べる焼そばは、バリウマですね〜

網じゃなく、フライパンで焼くフライドチキンも激ウマです。
このくらい焼き目が付くくらい火にあてるのがポイントですよ〜 (^0^)V

キャンプ初登場の手羽先の唐揚げです。
キャンプ料理では邪道な感じするのですが、昨日の買い物中にどうしても買いたいと
言うメンバーの希望で購入しましたが、結果、朝ご飯で大人気です。

トウモロコシです。
ここでの野菜は、ムッチャ美味しいですよ〜

朝食はこんな感じで、とにかく、フライパンだけでさささっと作れる料理で済ませ、
炭の片付け、テントの撤収などを終わらせて、山に向かいます。

上高地は、マイカー規制がかけられており、駐車場に車を停めて、専用のバスに
乗り込みます。

このバス停には、各地からの深夜高速バスも来ていました。
東京からも、夜の11時くらいに乗り込んでここに朝6時くらいに到着するバスが
あるようです。

関西の人も多かったな〜

上高地への最後のトンネルです。
このトンネルを出れば、そこは上高地なんです。

上高地は、昭和27年、日本で初めての「特別名勝」と「特別天然記念物」に同時に
指定を受けた、日本の誇る美しい景勝なんです。

あいにくの雨だったのですが、トンネルを抜けるとすぐに「焼岳」がみえました。
天気が悪いのが残念です。

そして、大正池です。
大正4年の焼岳の噴火により川がせき止められて出来た池です。

この辺りを歩いて見て回る事も出来るようですが、今回はバスの車窓から見学です。

奥に見える赤い屋根が、上高地帝国ホテルです。
当然この名前は、東京の都心にある「帝国ホテル」の系列なんだそうです。

いつかは、宿泊してみたいですね〜

バスに乗って、約50分くらいで、上高地バスターミナルに到着しました。
なんと、結構降っていた雨も上がり絶好の登山日和です。

ストレッチして、荷物の確認して、出発です。(がんばんび〜)

この地図で言えば、左下から右上に川沿いを進みます。
昨年から来てみたいと思っていた、上高地にどうにか来れました。

ここに、何回も来た事のあるメンバーの段取りに感謝です。m(_ _)m

入り口の看板です。
いいですね〜

バスターミナルから、10分弱ほど歩くと河童橋に到着します。

ここまでは、登山をしない普通の観光客もたくさん来ています。
我々は、この橋を横目で見ながら先に進みます。

途中、野戦の猿を見かけました。
写真の中央で、細い木にぶら下がってこちらを見ています。

いや〜野生の猿は初めて見たかもしれません。(^へ^)V

バスターミナルから約1時間くらい進んだところにある明神橋に到着です。
ここまで来ると、人はぐっと減ります。

この橋を渡った所に、神社があるとの事で、そこに行く事になりました。

穂高神社奥宮のさらに奥に池があります。
入場するのに、¥300円ほど必要ですが、一見の価値がありました。

これは、一之池の入り口です。

  上高地 = 神降地

ととらえる事ができるため、神聖な池なんだそうです。

明神岳を背にきれいな池が広がっています。
祭りの時には、ここに船を浮かべて、なんかやるみたいですw

こちらは、二之池です。
日本庭園のような池という風に感じました。

神社から出て来たところの風景です。
天気も回復して、いい感じです。

この川のせせらぎを聞きながら、川上に進み続けます。

途中、小さな滝を発見しました。
光と緑のコントラストが素晴らしい、写真が撮影できました。(^0^)V

明神橋から、約1時間くらい進んだところで、徳澤キャンプ場に到着です。
10張りくらいのテントがあったかな〜

次回は、ここでキャンプすると楽ですねw

キャンプ場に隣接して、「MICHIKUSA SHOKUDO」(道草食堂)と言う小屋があり
ました。

ここで、小休止と水の補給です。

標識には、「涸沢」や「槍」という言葉出て来ました。
いいですね〜

今回は、行きませんが、穂高や槍岳に行くのもここを通るんですよね〜

徳澤から、さらに1時間ほど進むと横尾山荘のキャンプ場があります。
ここにも、たくさんのテントがありましたが、ここをベース基地にして周りの山に
登りに行っているようです。

こういう登山もいいですねw

横尾山荘です。
写真に見える自動販売機のジュースは、¥300円でした。
いや〜さすがに、山価格ですなw

横尾山荘の入り口です。
私としては、既に15時前だし、ここに宿泊したかったんですが・・・・

我々の目的地は、まだまだ先です。(T。T)m

この横尾山荘は重要な拠点なんです。
上高地から11km地点で、さらに11km進むと槍岳なんです。

いつの日か、槍岳に行きたいなw

地図で見るとこんな感じです。
涸沢(穂高)、槍岳、蝶ヶ岳の分岐点なんです。

我々は、蝶ヶ岳に向かいます。
3.4kmと楽なように感じる標識ですが、実はここは標高1500m、蝶ヶ岳の
頂上は2677mなので、標高差は約1200mもあります。

うむ〜おそらく角度30度くらいの急な坂だろうな〜と思いましたが・・・・・
やはり、鬼のような道でした。

11km歩いた後のこの山道はキツかったですな〜

ちなみに、これも道です。

今までのどの登山よりもハードでした。
考えてみれば、標高差1200mと言えば、富士登山と同じくらいですからねw

森林限界を超え、岩と高山植物だけになって来たところで、すごいものを発見しま
した。
画面の中央くらいですが、「ライチョウ」です。

ライチョウを見るのは珍しくないらしいのですが、初めて見る我々には、今までの
疲れが一瞬ぶっ飛ぶくらいの感動がありました。

頂上に到着し、稜線を約1.5kmくらい進み、宿泊する山小屋をめざします。
いや〜景色はいいのですが、とにかく強い風と、疲労と足の痛みにこらえながら
一歩、一歩、先に進みます。

到着は、予想通り、19時ちっと前になりましたが、山小屋に到着です。
いや〜疲れた〜〜〜〜

到着の手前で、パラパラと小粒の雨が降りだしましたが、1時間後には大雨だった
ので、早く付いてよかったよね〜

蝶ヶ岳ヒュッテが、本日の宿です。
到着して、受付をして部屋に案内されましたが、布団も1人に1セットずつ有り、
いい感じでした。

靴下脱いだり、シャツを着替えたりしていると・・・・・

   「今来たお客さん〜食事できましたよ〜」

と、到着して15分くらいで夕食です。

こちらが、夕食のおかずで、ご飯とみそ汁は、食べ放題です。
どうしても、カレーが食べたかった私は、山小屋で売っていたカレーヌードルも
食べました。

それにしても、疲れました。

私に関しては、食事が終わり、10分後には寝ていたようです。
(22時くらいは、のどが乾いて目が覚めましたけどw)