夜光杯工場に行きました。　（中国）

今日は、工場見学です。

石や玉を加工し、色々なものを作る工場に行きました。
代表的な製品は、杯（グラス）、置物、メガネのレンズ、ネックレスや装飾品です。

この工場で作成された写真の「夜光杯」は、中国で昨年、最優秀金賞を受賞したそうです。
夜光杯とは、中国で古くから作られるグラスで、特別な石を極限まで薄く削って作ることにより
夜、飲みのもを入れると、月の光で杯全体が輝いて見えるという、３０００年の歴史をもつ
物なんです。
昔は、皇帝や偉い人しか使えなかったようです。

今やハリウッドスターのジェットリー（リーリンチェイ）もここを訪れていました。

当然、ジャッキーも来てますな～　（＾０＾）／

ほとんどは、手作業で作られるため、古めかしい機械が現役で働いています。

荒く機械で作成されたところからは、１５年以上のキャリアを持つ熟練工が担当します。
１５年以上の経験のある熟練工でも１日にわずか、２～３個しか作れないそうです。
なぬぅ～超～貴重な製品じゃないですか～

実際の製品がこれです。
同じグラスですが、光を当てると違いがはっきりします。
一番左が最も高価なもので、３０００ｍ級の頂上部でしか採取できない石で作られており、
石も貴重な上に削り方もいいので、光を当てると金色に見えます。
ちなみに、真ん中は、通常の店では最上級として高価な値段で販売されています。
比べなければ、我々のような素人では見分けがつきません。
熟練工を１０年で、教育により育てられ、熟練工が１日に５～６個、製品を作成できると、
製品の価格も下がるし、市場にたくさんの良品が出るんでしょうね～
いい勉強になりました。　（＾０＾）ゞ