上海から杭州に移動しました。
杭州までは、約1時間なので近いですね。
杭州には初めて来ましたが、すごくいいところらしいので楽しみにしてきました。
しかし、中国は国土が広い割には、高速鉄道(新幹線)が強力に配備されておりどこに行くにも近くなりました。
話しによれば、まだまだトンネルなど掘って、新幹線の整備をしているそうです。
久々だったので、新幹線の写真も撮影しました。
北杭大運河の街 杭州市
今回、杭州に来て初めて知ったのですが、杭州から北京まで人口の運河があるそうです。
実は、世界遺産にも登録されているらしく、総延長は1794Kmとも言われています。
この運河を使う事で、南の物を北の首都、北京に運んでいたんですね。
その運河の南のスタート地点が、杭州市なんです。
杭州市のシンボルタワーです。
ここは、デパート、博物館、映画館など色々集まっているらしく、人が多いんですよね~
ちなみに、タワーに向かう地面のデザインは、大運河なんです。
中国の大きな2つの川、「黄河」「長江」さえも横切り、北京に伸びる運河のスタート地点の杭州は、やはり運河の街なんですね。
杭州で一番入りにくいお店、新白鹿でランチ
午前中は、ホテルから徒歩で色々と歩き、ランチは先ほどのシンボルタワーの上層階にある人気のレストラン、「新白鹿」に行きました。
どれくらい込んでいるかと言えば、店の中の椅子は200以上あるのに、11時半にはお店に行ったのに、食事が始まったのは、13時過ぎでした。
でも、あえてここに入るのは、ここが杭州料理としては、地元の人も認める味だからだそうです。
杭州特産物鍋です。
杭州の特産物がほとんど入ったスペシャルな鍋です。
スープも具材も本当にバリウマです。
魚の頭の料理です。
客人を招くときや、祝い事など杭州では、魚頭を食べるんだそうです。
そして、この料理も杭州の伝統的な味付けの郷土料理だそうです。
食べましたが、見た目通りの辛さです。
杭州の料理は、辛い、甘い、しょっぱい、などがはっきりしてます。
言われて気づきましたが、上海の料理はどれも同じ味付けかもしれません。
名前を忘れましたが、これも伝統的な焼きそばだそうです。
汁なしの麺が出てきて、これがここの名物ですと言われると、納得いきますよね~
スープがある麺料理は、中国の都市部以外ではなかなか見かけませんから。
これは、マジで極ウマでした。
この味付けができれば、日本でも流行るでしょうね~
紹興市の紹興酒です。
杭州がある、浙江省には、紹興市というところがありますが、そこが「紹興酒」の原点の地だそうで、この写真の紹興酒は、紹興市の紹興酒なんです。
たぶん、初めて飲みます。
味は、いいか悪いか判断できませんが、感動しました。
たまたまですが、今日は中国の十五夜なので、団子が出てきます。
朝もホテルのレストランで、あまり食べたくなかったのに、団子食べましたが、ランチも勝手にこれ出てきますね~
中国は、基本的に旧暦で正月を祝いますので、その正月から最初の満月の日が「十五夜」になるわけですね。そしてその日までが田舎の正月期間だそうですから、明日から今年の仕事が始まるわけです。
いいタイミングで面白い日に来ました。
食後は、世界遺産の京杭大運河を見に行きました。
運河のスタート見るために、船に乗りました。
ちなみにこの運河の周りの土地は、10年に20倍になったそうです。
さらに、10年に10倍になると思い、買う人もいるそうですが、ここからの十年より、ここまでの十年というのは、本当に中国近代化が激しかったんですね。
梅が咲いています。
ちなみに、寒いと予想していた杭州ですが、たまたま晴天で温かいですね。
そして、イベントと重なっているのか、十五夜だからなのか、いつもこんな感じかは不明ですが、とにかく人が多い。
ここが、大運河のスタート地点です。
ここを真っ直ぐに1,794Km進むと、北京に到着します。
2014年に護岸改修が行われていない1,011kmが世界遺産登録されたそうで、まだ新しい世界遺産なんです。
ここまで来ましたが、ただのそこそこ汚い川なので、あまり感動はありませんでした。(笑)
夜は、浙江大学に寄った後に、浙江料理を食べました。
浙江大学に来ました。
中国、第4位の大学らしいのですが、ITの発展や文化の進歩も早い中国の中で、浙江大学は重要な大学だそうです。
大学の名前の入った商品を作るとどこにでも売れる(買ってくれる)ので、誰もがどうにか名前というか承認をもらおうと必死だったらしいのですが、そんな商売をしている会社が300~400社くらいになった時に、国の指導が入り、その会社が全て統合されて1社になったらしいのですが、今では中国を代表する大企業に成長していると教えてくれました。
夕食は、西湖の近くにあるレストランに来ました。
ここも、大人気です。
明るいうちに来ましたが、40分くらいは待ちました。
この店の周りにも、たくさんの飲食店があるんですが、誰もが見向きもせずこのお店に一直線にやってきます。(なぜですかね??)
色々料理を注文して、テーブルに乗りきれなくなりましたが、その中でも地元の人がみんなこれだけは、残さずに全部食べて欲しいと言われた料理です。
「京皮肉」です。
ちっと、漢字は違うと思いますが、こういう名前でした。
角煮かとも思ったのですが、全然ちがうと言われましたね~
この料理は、ネギを大量に敷き詰めた鍋で、時間をかけて豚肉を蒸しで、その後は、紹興酒だけで煮込むらしいのです。水を1滴も使わずに作るところがポイントで、昔の中国人は、豚肉を食べなかったのをこの料理で豚肉を食べるようになった伝説の料理なんです。
色々話を聞いたからでもなく、本当にムチャムチャバリウマでした。
お店を出たころには、真っ暗になっていました。
日本の京都のような街並みです。
食事の後は、西湖に散歩しながら十五夜の月を見ました。
西湖に来ました。
快晴で満月もいい感じで見えている上に、風もなく街の明かりも水面に写り込んでいます。
西湖のベストショットです。
一眼レフで撮影したかのような写真ですが、スマホで撮影しました。
いい写真ですよね~やっぱ写真は、構図ですよね~
この西湖は、夜のライトアップがすごいんです。
このライトが無ければ、だたの大きい湖なんですが、道などはきれいに整備され、周辺の木々をライトアップしているので、素晴らしい景色を作り出しているんです。
そんなこんなで、湖の周りをまわって、ホテルまで歩きましたが、おそらく今日は、15~20Kmくらいは、歩いたかな~
楽しい、杭州の1日でした。